

- デザイナーはなぜMacを使っているの?
- PCのスペックってどれくらい必要?
この疑問について解説します。
【本記事の内容】
- デザイナーが使用しているPC
- スペックの重要性
- 自分にあうPCの選び方
記事を書いているリド(@Lido_blog)は4年制の学校を卒業のち、デザイナー職で就職。
学生時代に2回、PCを購入した経験があります。
私も買い換えるときに知識がなく、授業のためすぐに用意しなければならず、とても苦労しました。デザインはスペックが重要で、最低限の基礎知識が必要。
PCの購入は高額な上で、長く使うものになるのでポイントを押さえて購入しましょう。
そこで、デザイナーを目指すならパソコンはMac一択【失敗談つき】について解説します。
デザイナーを目指すならパソコンはMac一択

Mac一択です。
ただし、紙媒体かWEB媒体かで選択肢はあります。
なぜ、Macを使っているのか
デザイン業界はMacユーザーが大半です。
というのも、 昔はMacの方が印刷に向いたデザインがしやすく、印刷業界もmacデータを受け付ける構造になっていたからです。
そのため、紙媒体系のデザインをするグラフィックデザイナーはMacを使用し、大学や専門でも購入させられます。
昔からの名残が大きく、デザイナー=Macというイメージになったと思います。
値段が高いというデメリットはありますが、Macの方がディスプレイが綺麗で細部が見やすく、作業がしやすいです。現場でもwindowsを使用している人は、見たことがないくらいの支給率ですね。
データのやり取りがスムーズ
デザイナーは外部とIllustratorやPhotoshopデータのやり取りをすることが多く、もちろん、印刷業者にデータを渡すこともあります。
上記で説明した通り、デザインの関連会社はmacPCを使用しています。
基本的にMacとwindows間でも、データのやり取りはできますが、書体問題があります。初期搭載されている書体が異なるため、文字化けが起こります。
実際、前職でwindowsの同僚とデータのやり取りをしたときに、書体がなくて作業ができず、私が仕事を受け持った経験があります。
社内では一言かければ問題は解決しますが、社外の場合はやり取りが増えて面倒だと思います。
web系ならwindowsも有り
windows使っているデザイナーっていないの?という疑問があると思いますが、webデザイナーなら問題ありません。
なぜなら、webデザイナーはデザインからコーディングまでやることが多く、デザインを外部に渡すことはないからです。
社内デザイナーなら、コーダーにデータを渡すこともありますが、パーツを書き出した状態で渡すので問題がありません。
社内デザイナーは会社でPCを支給されますが、フリーランスならwindowsでも有りですね。
MacPCは値段が高いので、windowsで節約する手もあります。
スペックはよく確認しよう

Macは最新版を買えば基本的にOKです。
ですが、いくつか注意点があるので、解説します。
スペックで需要な部分は4つだけ
◾️プロセッサ(CPU)とはPCの中の頭の役割
私はクアッドコアのIntel Core i7を使用しています。
i5、i7など数字がありますが、大きい方が性能が良いです。
基本、Macのプロセッサは性能が高いので、詳しくなくても問題はないかと思います。
ただし、画像編集には向かない「デュアルコア」は避けてください。

CPUはパソコンの頭の部分
デュアルコアは避ける
◾️メモリとは、一度に使えるソフトの容量
例えるなら机です。大きいほど同時にソフトを立ち上げて作業ができます。メモリは作業効率を上げるために重要なスペックの一つ。
画像編集をするデザインは、最低16GBは必要です。
デザインはadobe IllustratorとPhotoshop、chromeを同時に立ち上げることが多く、とても容量を必要とします。
8GBでは少ないので、最低16GB以上にしましょう。

メモリは一度にソフトが使える容量
16GBがおすすめ
◾️ストレージとは、データ容量のこと
最低500GBがあると良いです。256GBは動かなくはないけど、定期的にデータの整理整頓が必須。
デザインは、素材やフォントの他、1GB近いデザインデータもあります。また、ソフトやOSのアップデートでも容量を必要とするので、500GBあると安心。
あまり知られてはいませんが、ストレージ容量がパンパンだとPCの動きが鈍ります。
容量は余裕があった方が良いです。

ストレージはデータ容量のこと
500GB以上あると良い
◾️HDDやSSDは内蔵ストレージの種類
迷わず、SSDを選びましょう。
SSDはHDDより高価ですが、データの読み書きが早く、耐久性に優れ騒音が少ないです。HDDは壊れやすいので、データ破損の危険もあります。
実際、学生時代に購入したmacがHDDで、私も含め同級生数名が壊して、修理に出すことがありました。データ破損した子もいたので、SSDを推します。

SSDを選ぼう
ぶっ壊して20万円の損失
一番最初に買った、20万円ほどしたパソコンを2年ほどで壊しました。
突然、電源が入らないほど壊れて、修理できるか確認のため、中を開ければボロボロ。学生時代は使用時間が長く、消耗が激しかったとは思いますが、スペックに問題がありました。
作業中に何度も落ちたりしたので、メモリの大切さには納得しました。
原因は、
- メモリ8GB
- HDD
学校に言われるまま、スペックを知らずに買ったのが反省点です。
次に購入したPCは今でも使用しています。スペックを上げる為にカスタマイズしたので、値段が張りましたが、作業効率が上がりました。
高い買い物になるので、慎重に購入しましょう。
自分に合うPCの選び方

最後に、
- i MacかMac Book Proか
- ディスプレイの大きさ
を解説します。
i MacかMac Book Proどっちが良い?
利便性を考えれば、ノートPCのMac Book Proが良いですが、i Macは画面が大きく使いやすいです。
決め方は作業環境や仕事の仕方で決まります。
i MacとMac Book Proは性能をみると、ノートの方が値段が高いですが、自分のライフスタイルに合わせるしかありません。
できればスペアPCにもなるので、デスクトップとノートの2台持ちが良いですが、初心者には難しい初期投資だと思います。
基本的には、持ち運びができるノートが良いですね。
ディスプレイのインチについて
大きすぎないかと疑うと思いますが、画面が大きほど作業は捗ります。
デュアルディスプレイ(複数の画面)で作業する人がいる理由は、一度に開けるタブが多いほど、作業スピードが上がるからです。
◾️ノートなら15インチがおすすめ
過去に13インチのMac Book Proで作業をしていましたが、現在は15インチを使用しています。
13インチは持ち運びには向いていますが、画面が小さいため細部は見にくいので、15インチに買い換えました。
ただ、15インチは大きいので質量があり、持ち運びには向いていません。私は担いでいますが、結構重いので、移動頻度も考えて決めましょう。
◾️デスクトップなら27インチがおすすめ
27インチはA3の紙が原寸でデザインできます。原寸の大きさでデザインできるので、実物をイメージしやすいです。
前職ではi Macの27インチを使用していたので、とても使いやすかった記憶があります。
特に、紙媒体のデザイナーはi Mac27インチがおすすめ。
まとめると以下の通り。
- 移動しない + 紙媒体 = i Mac 27インチ
- 少し移動する + 紙媒体又はweb = Mac Book Pro 15インチ
- すごい移動する = Mac Book Pro 13インチ
自分にぴったりなPCを選びましょう

デザイナーならMac一択。ただし、windowsがダメな訳ではない。
スペックは、
- メモリ 16GB
- ストレージ 500GB
- SSD
ライフスタイルから選ぶ。
- 移動がある人は、Mac Book Pro 15インチ
- 移動しない人は、i Mac 27インチ
私のPCは型古いので、近い商品を参考例で置いておきます。
金額が張りますが、デザインをしたい人はmac一択ですね。
デザイナーに必須のAdobeに関しては、デザインで必要なソフトの使い分けって知ってる?【初心者必見】で解説しています。
では、デザイナーを目指すならパソコンはMac一択【失敗談つき】でした。
コメント
記事を読んでいただきありがとうございます。
見やすかったようで安心しました。
ぜひ、用途に応じて検討してみてください。
ブログ書いているので構成やデザインを参考にさせていただきました。
デザイナー学校通われていたこともあり、みやすかったです。
本来はブログの構成のみで参考にしようと、記事自体を読む気はなかったのですが読みやすかったため最後まで読んでしまいました。
デザイン目的で購入したPCでもなかったのでいまはWindowsですが次回買い替えるときはMACにしてみようと思います。